⼥性は、妊娠・出産・加齢・⼥性ホルモンの減少やみだれ・便秘などが原因で泌尿器疾患や⾻盤底機能障害が起こります。
当院では、泌尿器科への受診をためらってしまう⼥性の⽅にも少しでも気軽に受診いただけるクリニックづくりを⽬指しています。
泌尿器科と言えば男性のイメージが強い方もおられると思いますが、「尿失禁」や「骨盤臓器脱」など女性に多い病気もあります。
当院では難治性過活動膀胱(まにあわずに尿がもれる)に対するボツリヌス治療も外来治療で施行可能です。お困りの方は、はずかしがらず、ぜひ一度受診してみて下さい。経験豊富な女性医師の泌尿器科専門医による診察で、できる限り、尿検査や超音波検査など恥ずかしくない検査で診断をつけるように致しております。
女性の泌尿器科専門医が担当します。
膀胱は、柔軟で伸縮性のある筋肉と粘膜で構成されたおしっこの貯蔵庫です。尿が一定の容量を超えると尿意を感じ、膀胱が収縮して尿を体外に排出します。
膀胱炎は、外尿道口から入り込んだ細菌が尿道を通って膀胱で増殖し、膀胱の内側の粘膜に炎症を引き起こす病気です。主な原因菌は、大腸菌などの腸内細菌です。これらの細菌が尿道から侵入して膀胱内で増殖することで、膀胱炎が発生します。
女性に多い膀胱炎の理由はいくつかあります。女性の尿道が短く、尿道の開口部が肛門に近いため、細菌が侵入しやすくなります。また、女性の膣や肛門周辺には多くの腸内細菌が存在し、それらが尿道に移行しやすい状況となっています。
さらに、ホルモンの変動により尿道の粘膜が薄くなり、保護機能が低下するため、細菌の侵入が容易になります。これらの要因が重なることで、女性に膀胱炎が多く見られるのです。予防には、適切な衛生習慣の維持や水分摂取の適量確保、排尿の頻度調整などが重要です。